日本では、アルコール類を酒税法によって分類しています。
焼酎も同じで、蒸留をくりかえしながら製造する「連続蒸留焼酎(旧甲類)」と二次発酵の段階で原料を加える「単式蒸留焼酎(旧乙類)」とに分けられています。
芋焼酎は、単式蒸留焼酎で、二次発酵の段階でサツマイモを加えることで芋焼酎と呼ばれるのです。
そもそも日本の焼酎の原点には諸説あるようですが、ここでは最も分かりやすい沖縄説でお話することにいたしましょう。
15世紀末頃、琉球に焼酎が伝わり、現在の泡盛の起源となったようです。
やがて17世紀の初め頃、唐芋焼酎となって鹿児島に伝わったということです。
鹿児島のシラス台地が唐芋作りに適していたこともあって、唐芋焼酎造りは鹿児島中に急速に広まっていったと思われます。
少し前までは、「芋焼酎はニオイが強いから」などと女性からの支持は低かったのですが、最近の技術革新のお陰で、まろやかな香りや飲み口の爽やかさが際だち、女性ファンを拡大してきました。
きれいな水と最適な唐芋と造り手が揃って、味のある焼酎が生まれるわけですが、最近になっていろいろと良い効果などが発見されてきました。
例えば、唐芋焼酎が血栓を溶かしてくれる酵素にうまく関わってくれることで、血栓ができにくくなること。
唐芋焼酎の持ち味である香りが、心のストレスを解放してくれるリラクゼーション効果をもたらすと言われているのです。
唐芋は土の中で育つものなので、焼酎にして飲む時も、気遣いが必要です。
急激に冷やしたり熱くしたりを嫌いますので、お湯割りにするならお湯を少し冷ましてから割ります。
水割りなら、冷やしていない水を入れてから氷を入れると美味しさが増すと言われています。
飲みやすくなって女性ファンも増えた唐芋焼酎ですが、一度は本場鹿児島の人気芋焼酎や手に入りにくい幻の焼酎を飲んでみたいと思いませんか?
今は、インターネットで入手情報が即分かる時代です。
珍しい焼酎や密かに狙っていた銘柄などをチェックしながら、お取り寄せしてみることも楽しいことでしょう。
くれぐれも未成年に手続きさせるようなことのないように、ご自分でしっかり注文をしてくださいね。
