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あの・・坊ちゃん団子

愛媛県の松山市は、夏目漱石の「坊ちゃん」であまりにも有名ですが、その舞台として登場する道後温泉本館は、漱石が松山中学に赴任する前の年にできたばかりだったそうです。

真新しい温泉にちょくちょく通い、同時に静養に帰省していた正岡子規らと文学論を交わしていたのだそうです。

これが英語教師・夏目金之助から文豪・夏目漱石へと転身するきっかけとなりました。

漱石が道後温泉の帰りがけに立ち寄って食べたと言われる「湯ざらし団子」が「坊ちゃん団子」に変身し、今では道後温泉の名物として親しまれています。

当時の「湯ざらし団子」は串には刺さってなくて、米粉で作ったお餅に餡を絡めただけの、いわゆるあんころ餅だったようです。

「団子二皿七銭」と黒板に書かれた事からも、箸で食べる「あんころ餅」が想像できそうですね。

現在の「坊ちゃん団子」は、どうやら小説「坊ちゃん」に登場する団子屋の子孫が、後になって「これは先祖のお店のようだ」と知り、「坊ちゃん団子」というネーミングを考えついたようです。

実際には、元祖の店に限らず、たくさんのお店が「坊ちゃん団子」を販売していますし、うまく共存共栄していると言えます。

坊ちゃん団子は、どのメーカーのものも見た目は同じように見えます。

黒っぽい漉し餡を丸めたものが一番下にあり、黄色い黄身餡が真ん中に、一番上には抹茶餡と、どれも順番は同じです。

中にお餅が入っているのも同じですね。

けれど、色味とサイズは微妙に違いがあって、もちろん味にも甘さの違いなどがあります。

お取り寄せをする際には、お好みに合わせて比較検討してみると良いかも知れません。

全部取り寄せて食べ比べをするのも楽しいかもしれませんね。

そういえば、新情報として話題になっているのが「ジャンボ坊ちゃん団子」です。

その名のとおり、10倍くらいの大きさで圧巻。

当然ひとりでは食べきれませんから、みんなで仲良く切り分けて・・・なんて楽しむこともできるでしょう。